浴衣初心者向け|浴衣を着るのに必要なものリスト
夏祭りや花火大会など夏を楽しむイベントに、浴衣はぴったりの和装です。また着物よりも着付けも簡単で和装のスタートとしても挑戦しやすい浴衣を着るには、浴衣だけでなくいくつかのアイテムが必要です。
ここでは、浴衣初心者の方に向けて、これだけ揃えれば大丈夫というアイテムとその必要な理由を簡単にお話します。
浴衣(ゆかた)
浴衣は、綿や麻などの軽くて涼しい素材で作られており、和装の中でもカジュアルな服装になります。
帯(おび)
浴衣には、半幅帯(はんはばおび) や 兵児帯(へこおび) を合わせるのが一般的です。
- 半幅帯:しっかりした生地で、結び方のアレンジが豊富。大人っぽい印象に。
- 兵児帯:柔らかく、簡単に結べるため初心者向け。ふんわりした可愛らしい雰囲気に。
浴衣用の下着(和装スリップなど)
浴衣に直接下着だと透ける心配もあります。ワンピース型の和装スリップを下着の上に着るのがおすすめです。
下着もお持ちであれば和装ブラ、もしくはワイヤーやパッドの入っていないブラをおすすめします。
胸にボリュームがあると衿崩れの原因ともなりますし、帯に胸が乗っかってしまい見栄えも良くありません。
腰紐(こしひも)2~3本
浴衣を着る時に着くずれしないように、またおはしょりをつくり衿を安定させるために結ぶ、幅のせまい紐のことです。
伊達締め(だてじめ)
伊達締めは、腰紐の上から巻いて着付けをより安定させる幅広の紐のことです。なくても着られますが、使うことで浴衣がズレにくく、綺麗な着姿をキープ しやすくなります。
帯板
なくてもよいですが帯にしわが寄るのを防いでくれます。
コーリンベルト
衿元を安定させる胸紐の代わりに使える便利道具です。胸紐の力加減がわからないという方におすすめです。ゴムの力で適度におさえてくれます。
着物クリップ
ない場合は洗濯バサミでも代用できます。帯結びのときに結び方によっては使用します。
下駄(げた)
素足で履くのが一般的です。
巾着(きんちゃく)やかごバッグ
洋服用のバッグでもよいですが、浴衣には和風の巾着やかごバッグ がよく合います。
これらを揃えれば、浴衣を美しく快適に着ることができます!
初心者の方でも、事前に準備をしておけば安心です。ぜひ、浴衣姿を楽しんでくださいね!

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